びっくり!高金利な預金のカラクリとは?

世の中、ボーナスシーズンですね。このシーズンは、銀行の定期預金のキャンペーンが多くなります。現在の一般的な定期預金の金利は

0.02%、0.03%

程度です。下記は現在行われているキャンペーンで、高田がネットで調べたものを順不同でご紹介します。

●住信SBIネット銀行:0.13%
●ソニー銀行:0.13%
●ローソン銀行:0.25%
●auじぶん銀行:0.20%

上記はほんの一例ですが、やはりネット専用銀行(店舗がない銀行)の金利は高めです。

店舗がないと不便、とおっしゃる方もいらっしゃいますが、当分使わないお金なら、店舗がなくて不便なくらいがいいですよね。(でも、私はネット銀行の方が便利だと思っている人です。これは個人の価値観の違いです。)

上記のキャンペーン例は、1年間などの金利ですが注意して欲しいものもあります。例えば、「3ヶ月 年利0.6%」という定期預金があったとします。

え! 0.6%!? いまどき?

こういうおいしそうなお話しの時は、必ず下に書いてある<注意書き>を読んでください。時に、小さい字で書いてあることもありますが、よーく読んでください。3ヶ月、年利って、どういう意味でしょうか?答えは、3ヶ月間だけ年利0.6%です、という意味です。

例えば、100万円を預けたとします。年利0.6%の場合、利息は1年間で6,000円です。3ヶ月間だとその4分の1で1,500円。残りの9ヶ月の金利は通常の定期預金金利になり、年利0.03%だとすると、100万円×0.03%×9/12で225円。この商品に100万円を1年預けた場合の利息額は合計で1,725円。

つまり、実際は年利0.1725%というわけです。

なんだそれ?だから、金融機関は嫌いだよ、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、決して、金融機関が騙そうとしているわけでもないとは思います。ちゃんと3ヶ月って書いてあります。

でも、人って、都合の良い数字にしか目がいかなかったりします。なので、注意書きはよーく読んでくださいね。確認した方がいいかも、ということにどうしたら気付けるかというと、まずは、今時の定期預金の金利の相場を知ること。それと比べて高いと思ったら、必ずカラクリがあるので、そのカラクリを探すことです。

投資信託のことをちゃんと勉強したい方へ