ふるさと納税を急ぐ前にちょっと考えてほしいこと

お金の知恵アカデミー(金融デザイン株式会社)の高田です。

10月からふるさと納税のルールが少し変わります。

・返礼品は寄付額の3割以下、経費まで含めて5割以下のルールの厳格化

・熟成肉・精米は同一都道府県産のみ(今までは、地元産のものではなくても、地元で加工していればOKだった)

というわけで、より多くの金額を寄付しないと今までのような返礼品を受け取れなくなったり、肉や米の返礼品を出せなくなったりという自治体も出てくるでしょう。今年のふるさと納税を考えているのなら、9月30日までの方が有利という自治体がありそうですね。

さて。今や、ふるさと納税はあたりまえという風潮。CMでもよく見かけますし、ドラマのセリフに出てきたり、有名人も普通に「今、ふるさと納税でもらったお肉がある」なんて会話をしてたりします。

ふるさと納税はしなくては損、という言葉もよく聞きます。ここからは私のつぶやきとして聞いてください。

事業をしている人はご存知だと思いますが、ゴミを出すのにも結構な金額がかかります。東京・千代田区の場合、45リットルの袋一つ出すのに342円かかります。一方、家庭ごみについては、東京23区では粗大ゴミ以外は基本的に無料ですし、有料のゴミ袋を購入する自治体でも、比較的安価な金額で出せますね。

なぜ、住民の負担が少ないのかといえば、住民税で住民向けサービスを行っているからです。ふるさと納税で、他の自治体に寄付をするということは、自分が住む自治体の税収が減るということ。それなら、東京都なども人気が出るふるさと納税をすればいいのに。というのも一理ありますが。

とりあえず、ふるさと納税によって大きく減収となっている東京都や川崎市の言い分も聞いてみてください。

東京都の言い分

https://www.tax.metro.tokyo.lg.jp/furusato/index.html

川崎市の言い分

https://www.city.kawasaki.jp/230/page/0000109019.html

ふるさと納税が、お得なショッピング先ではなく、お世話になった都市への恩返しとか、国のために貢献してくれているプロジェクトを応援したいなど本来の「寄付」になってくれればいいなと思っております。

そして、ご自身がお住まいの自治体に対して、ご不満もあるかもしれませんが、自治体サービスによって、日常生活が成り立っていることも確かなので地元への配慮も忘れないでほしいなと思います。

ものごとを違う面からも見て、どんなメリット・デメリットがあるか、どんな影響があるか、を考えて行動することはとても大切だと思っています。嘆きのようなつぶやきで失礼しました。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

投資信託のことをちゃんと勉強したい方へ