●●代のお金の考え方はもう古い

30代のマネープランの考え方、とか、50代になったらお金のことは●●とか、という年代で考え方を指南する切り口はもう古いのではないでしょうか?

インターネットの出現によりライフスタイルが大きく変化し、国をあげての働き方改革、第4次産業革命などなど世の中激変の最中、年代でライフイベントやマネープランを語るのはナンセンスです。40代だから課長クラスかな、とか、50代だから部長クラスかなとか、40代だからこれから教育費も大変かな、とかいった昭和の産物である終身雇用&定年制を背景とした思い込みはもうすてるべきです。

再び学び(リカレント教育)、ともすれば放浪の旅に出たり(エクスプローラー)、パラレルキャリアで複数の収入を得たり、などなど、人生100年時代の幕開けの今は年代別のライフプランやマネープランは通用しません。

私たちが提唱したいマネープランは”貯めて使ってまた貯めて使って”です。今までなら退職後の生活のために資産形成をするわけですが、これからはその蓄えは新たな自分の教育のためであったり次のステージに行くための生活費や軍資金であったりするわけで、そのためにお金を使ったら改めて資産形成をする、といったスクラップ&ビルドなお金の考え方が大切なのではないかと考えています。

そうなると人それぞれに細分化された資金が必要なタイミングに合わせたマネープランが正であり、年代で考えることはもはや不可能になってきます。あわせてこれからの時代は今までのような金融商品が未来永劫であるとはなんの保証もありません。

生き方もお金のことも柔軟に対応していく心構えを持つことが、まずは誰もができることです。

投資信託のことをちゃんと勉強したい方へ