50代からの収入、どうやってふやす?

お金の知恵アカデミーの高田です。

お金のふやし方は、大きく3つある、とよくいわれます。

1.節約して支出を減らす

2.運用してお金を増やす

3.収入を増やす

みなさんは、どの方法が一番しっくりきますか?1や2は取り組みやすくても、3の収入をふやすは難しいと考える方も少なくないと思います。なぜなら、1や2は自分でできるけど、会社員の方だと、収入は自分で増やせるとは限らないですよね。

特に50代になると役職定年というものがあって、増えるどころか大幅に減っちゃうよ、という声も聞こえてきそうです。

そこで、収入を増やすことについてはちょっと柔軟に考えてほしいのです。今月、今年の生活のために収入をふやしたいという場合は別ですが、例えば老後の備えのためということであれば、収入を「生涯」で考えてみましょう。

月収や年収ではなく、生涯収入です。月収や年収が減っても、生涯収入を増やす方法があります。それは、長く収入を得る、ということです。

例えば、65歳で会社員は辞めたとしても、何らかのことで毎月5万円の収入があれば、年間60万円、10年で600万円です。

そんなに働きたくないよ、と思うかもしれませんね。でも、雇われるのではなく、自分の特技を活かして、何かを売ったり、教えてあげたり、人の助けになるようなことをしたり。そんなことでも、収入を得る方法はあると思います。

そして、想像してみてください。老後を迎えて、毎月毎月、生活費分がまるまる貯蓄から減っていくことを。どんなに貯蓄があっても、減り方が速いと不安が大きくなりがちです。一方で、少しでも、収入があれば、減るスピードも遅くなりますね。老後の準備をするのなら、お金を貯めておくことに加えて、老後にも稼ぐ力をつけておきましょう。

何で稼げるかは可能性はいろいろ!楽器や手芸や料理やもろもろ、自分が好きなこと、得意なことをふやしたり、そのスキルを磨いておくといいと思います。楽しいことを続けることで、健康面にもきっといい影響があるはず。

どうやって稼ごうかは、また将来考えるとして、今は、自分がやって楽しいこと、磨きたいスキルなどを考えてみてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

投資信託のことをちゃんと勉強したい方へ